京都市左京区の寺院［法然院］を舞台にしたライブペイント企画。油性ペンや筆ペンといった黒色系の画材を使用し、アーティストのアドリブによる一発勝負で巨大なモノクロ作品を描く。
巨大キャンバスパネルはあらかじめトリミング・ナンバリングされており、鑑賞者はその場で作品パネルの部位を指定して購入し、持ち帰ることができる。購入された部位は白のキャンバスと入れ替えられ、そこに新たな絵が描き加えられていく。巨大絵としての最終的な完成形を見ることなく、入れ替わり立ち替わり絵柄が変化していく様子が「輪廻（終わることなく生まれ変わり続ける）」というイベントのコンセプトになっている。
また、東アジア・中華文明圏における伝統的なモチーフである四神（青龍・朱雀・白虎・玄武）をテーマに各アーティストが描いた掛け軸を会場入り口付近に展示。各アーティストが1ページずつ交代で作画を担当したオリジナルのリレー漫画も公開される。